KBBMについて

About KBBM

京都大学医学部附属病院
クリニカルバイオリソースセンターの特徴

京都大学が出資する株式会社KBBMと連携した産in学によるエコシステム

クリニカルバイオリソースの利活用において新たなエコシステムを確立するために、京都大学と民間7社(株式会社エスアールエル、株式会社椿本チエイン、シスメックス株式会社、株式会社インテージヘルスケア、株式会社島津製作所、富士通Japan株式会社および株式会社SCREENホールディングス)が共同出資して、2018年3月に株式会社KBBMを設立し、それぞれの研究基盤、事業基盤を活かした新たな産学連携を構築いたしました。

京都大学とKBBMで締結した合弁契約書において、生体試料の安全かつ適正な利活用を図るため、生体試料の利用条件等を規定した利用契約を締結することが定められており、学外の利活用スキームを確立し、利活用の活性化を目指しています。利用契約の締結により生体試料の利活用ルールを明確にすることで、倫理面、安全面をしっかり担保しつつ、各種契約を迅速に行うことで、学外への生体試料利活用の促進を図っていきます。

また、京都大学100%出資子会社の京大オリジナル株式会社が、株式会社KBBMの拒否権付種類株式を保有することで、当該企業が倫理面で本学の方針と異なる対応をとった場合は、拒否権を行使することができます。さらに、京都大学医学部附属病院内に病院長、医学研究科長を委員とした諮問委員会を設置することで、ガバナンス倫理委員会の委員の指名・解任、及び招集請求ができ、株式会社KBBMの研究開発・会社運営に関して、倫理評価・監督を適切に実行できる体制をとっています。

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〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54
次世代医療・iPS細胞治療研究センター 2階

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