保管試料情報
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保管試料情報
保管サンプルの種類と処理方法
当センターでは、治療前採血を含み、経時的のサンプル収集を行っております。
基本的に化学療法は5回、手術は3回、内視鏡治療は2回と治療経過中の採血を行います。
また、2019年11月からは、最も臨床研究や医療開発に利活用されると期待できる手術標本からの新鮮凍結標本の系統的な収集を開始しています。
オープンコレクション型収集
(1)血液検体
① 血漿
EDTA-2Na 7ml 採血管の上清を300µLずつ-80℃で保管
治療の種類により経時採血を実施
化学療法 | 治療開始前、治療開始1、3、5、12ヵ月後の5回 |
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手術 | 手術前、手術後1回目の診察時、手術後1年の3回 |
内視鏡 | 内視鏡治療の前後の2回 |
治療前後の経時的サンプル収集

化学療法は5回、手術は3回、内視鏡治療は2回、採血を行います。
いずれの場合も診療採血に合わせて採血し、追跡期間約一年経過後のクリニカルバイオリソース用採血はありません。
(一年経過後も採血希望の場合は再同意取得が必要です)
②全血DNA
①の血漿を除いた残血球から1回/患者、DNA抽出し60µLずつ-80℃で保管
血液検体の処理方法(イメージ図)

(2)組織検体
③ 内視鏡生検組織
治療開始前の内視鏡検査時に癌部・非癌部、治療効果判定時の内視鏡検査時に癌部を採取しそれぞれ-80℃で保管
※状況に応じて癌部のみ、非癌部のみ、1回のみの場合もあります。
④ 手術材料
手術で摘出された臓器の診療目的材料を除く残余検体から、病理診断医が癌部・非癌部を同定した部位を採取し、それぞれ-80℃で保管
※状況に応じて癌部のみ、非癌部のみの場合もあります。
※ここに掲載されていない生体試料もございますので、ご相談下さい。
オンデマンド型収集
提供依頼者のニーズに応じたオンデマンド型の収集も行っております。
ご要望の際はお問い合わせください。
cbrc@kuhp.kyoto-u.ac.jp
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